成田ヒルズカントリークラブは、巨匠ピート・ダイの設計により、1991年7月20日に開場した林間コースで、1年間の大改修工事を経て、2014年5月1日に旧クラブ名「ザ・カントリークラブ・グレンモア」から改称・リニューアルされました。
千葉県印旛郡の自然あふれる地形と豊富な樹木を生かしたオールドスコティッシュな造形美が魅力のコース内には、プレーヤーの挑戦意欲を掻き立てる様々なハザードやトラップが仕掛けられており、美しくタフなレイアウトとなっています。コースの大改修により、フルバックティーが増築され、全面グリーンには国内初のメモリアルベントグラスが導入されました。クラブハウスは、高級感あふれる洗練された造りになっており、随所に見られるアンティーク調の家具やシャンデリアによる装飾は、より一層豊かで華やかな雰囲気を醸し出しています。
総距離7,113ヤードの戦略性に富む全18ホールのなかには、水面を巧みに利用したホールやフェアウェイに施されたピート・ダイ独特のアンジュレーションが目立ちます。名物ホールは、ドラコン推奨ホールにもなっているPAR4の16番で、ダウンヒルのドッグレッグのコースです。フェアウェイ左側から張り出している大きな池が特徴的で、危険度が高い右サイドからの攻めは控え、手堅く左サイドから攻めることがコツです。ときおり池の影響により突風が生じることもあるため、風の読みには慎重さが求められます。
車でのアクセスは、東関東自動車道・成田ICより約17km、常磐自動車道・稲敷ICより約28kmで、鉄道を利用する場合には、JR成田駅および京成成田駅よりタクシーで約15分、JR安食駅よりタクシーで約10分です。